
はじめに
今回は、スコッチウイスキーのアイラ編ということで、
ザ・クセ強!の代表格であるボトルたちを二回にわたりご紹介していきます。
(すべてシングルモルトウイスキー)
その①は個人的にハイボールにおすすめのものを順にご紹介していきます!
後半②では、ハイボールよりもロックやストレート等で飲んだ方がより美味しいのでは…?
という内容でいきたいと思います!(あくまで個人の独断と偏見)
このアイラウイスキーは、
クセが強いながらも、ハイボールにすると飲みやすいという一面もあります。
私も初めてアードベッグを飲んだ時はハイボールで慣らした記憶が(笑)
それでも、一度ハマると抜け出せない。そんな魔性の魅力があるのがアイラウイスキーなのです。
アイラウイスキーとは
アイラウイスキーは、スコットランドのウイスキーの一種で、アイラ島と呼ばれる島で生産されるウイスキーを指します。スコットランドの西部に位置し、その地域で生産されるウイスキーは独特の風味と特徴を持っています。
- 煙とピートの香り: アイラ島のウイスキーは、しばしば煙とピートの香りが強く、その独特な風味が特徴的です。これは、ウイスキーを製造する際に使われるピートと呼ばれる泥炭(地下から採掘される土壌)が原因です。ピートを燃やして大麦を乾燥させることで、ウイスキーに独特のスモーキーな風味が広がります。
- 海藻や海洋の香り: アイラ島は海に囲まれているため、海藻や海洋の要素がウイスキーにも感じられることがあります。これは島の独特な環境がもたらすもので、塩味や海洋の風味が感じられることがあります。
- 複雑な風味: アイラウイスキーは一般的に複雑な風味を持ちます。煙やピート、海洋の香りに加えて、フルーティーさやスパイシーさ、甘みなどが組み合わさることで、舌の上で広がる味わいが特徴です。



スモーキーさを表す フェノール値
- 「フェノール値」とは、ウイスキーの特定の麦芽の煙の度合いを示す指標
- フェノールはピート燻製時に発生する化合物で、麦芽に含まれるベンゼン環のフェノール類化合物のこと
- この値が高いウイスキーは、よりスモーキーでピートの香りが強くなる傾向があるが、必ずしも数値と体感が比例するとは限らない
- 具体的には、「PPM(Parts Per Million)」で表される
- これは百万分の一を示す単位で、1PPMは1リットルのウイスキー中に1ミリグラムのフェノールが含まれていることを意味する
ちなみに、5ppmでわずかにスモーキーというレベル(サントリー白州)
今回ご紹介するものは、25~60ppmまでとなっています。(あくまで数値)
ハイボールにおすすめのアイラウイスキー
アードベッグ TEN(10年)

実売価格:¥5000~
アルコール度数:46%
ー 特長
- フェノール値 55~60ppm(スタンダードボトルでは最高レベル)
- 世界に熱狂的なファンが多く存在するアイラシングルモルト。
- 正露丸のような香りとタバコの煙のようなスモーキーさ
- 大麦の甘み、柑橘の皮をかじった時のようなフレッシュさ、マンゴーやメロンのようなフルーティさ、コーヒーのような香り 複雑さがある
- バーボン樽のみの構成・酒質が比較的ライト
- 炭酸との相性も最高・フルーティさがはじける
- 特に夏にビール代わりの一杯としても最高
- ボトルデザインもファンになってしまう一要因
ラフロイグ 10年

実売価格:¥5500~
アルコール度数:40%(国内正規)
※並行輸入品は750ml/43%となっています。若干味にも違いあり。
ー 特長
- フェノール値 45ppm
- キャッチコピーが、「好きになるか、きらいになるか」
- ヨード感、磯・海っぽさ、薬品香と形容される要素が前面に押し出されている
- バーボン樽熟成だがアードベッグよりも色が濃く、ややオイリー(粘性が高い)な酒質
- ボディもやや厚めだが炭酸との相性は良く、ドライなハイボールとなります。
- HUB等、ライトなバーのメニューにもあるため、比較的身近な存在といえる
ポートシャーロット 10年

実売価格:¥5500~
アルコール度数:50%
ー 特長
- フェノール値 50ppm
- アルコール度数:50%
- ブルックラディ蒸留所の展開するヘビーピートタイプのものがこのポートシャーロット
- 筆者個人がアイラの中で1番好きなのは?と聞かれたとしたら、アードベッグかポートシャーロットか悩む
- 「バーベキュースモーク」と表現される、シンプルな煙のスモーキーさ(薬品香ではないものの、ばっちり煙たい)
- 使用される樽は原酒の25%がフレンチワイン熟成のもの(それ以外はバーボン樽)甘さや濃厚さ、フルーティさを付帯
- 「甘煙い」という表現がぴったりのウイスキー
- ドシッとしたボトルデザインやカラーリングもめちゃくちゃかっこいい
- マンゴーやパパイヤ等黄色いフルーツ系の果実味がソーダではじけるハイボール!
ブルックラディ ザ クラシックラディ

実売価格:¥4500~
アルコール度数:50%
ー 特長
- アイラ島では珍しい全くと言っていいほどクセのないウイスキー
- ブルックラディ蒸留所の展開する、ノンピートタイプがこのクラシックラディ
- アルコール度数:50%
- 麦茶のような風味 麦芽の甘みが強く、クセがない
- リンゴや焼き菓子のような甘い香りがソーダ割で引き立つ
- 清涼感あふれるボトルデザイン◎
キルホーマン マキヤーベイ

実売価格:¥6000~
アルコール度数:46%
ー 特長
- フェノール値 50ppm
- ガツンとピーティで煙たい
- シトラスのような柑橘感とバニラ感
- 2005年創業の比較的新しい蒸留所
- 小規模家族経営で丁寧に造られているクラフトウイスキー
- ライトボディでハイボールにばっちり
カリラ 12年

実売価格:¥5000~
アルコール度数:43%
ー 特長
- フェノール値 34~38ppm
- アイラ島の蒸留所のなかでは製造量が1位
- フローラルさ・フルーティさがあり穏やかなピート
- 熟成年数が短いカリラはより炭酸との相性がよく、バチっと煙たいハイボールに
- 比較的アイラ入門に向いているといえる
ラガヴーリン 8年

実売価格:¥4800~
アルコール度数:48%
ー 特長
- フェノール値 35ppm
- アルコール度数 48%
- 樽感・バニラ感・強いピート感
- 2016年にラガヴーリン蒸留所200周年記念としてリリースされ、2018年よりレギュラーラインナップに追加される
- ラガヴーリン16年(フラッグシップボトル)はストレート・ロック向き この8年ボトルはハイボールで美味しい
- 筆者はバーでのみ飲んだことあり ボトル所有しておらず…
ボウモアNo.1
実売価格:¥3800~
アルコール度数:40%

ー 特長
- フェノール値 25~30ppm
- バーボン樽のみ使用
- スタンダードボトルのボウモア12年よりこちらの方がハイボール向き(軽やかさ)
- No.1とは蒸留所内第一貯蔵庫のバーボン樽使用 の意
- ハイボールで、アイラ初心者向き
まとめ
今回は、スコッチウイスキー【アイラ編】①ということでご紹介してきました。
アイラウイスキーのリリースも多岐にわたるため、私がハイボールに合うと感じるものを独断で優先的に挙げてみました。






後半のアイラ編②では、このサイトの番外編となるかもしれませんが
どちらかというとハイボールには向かないが、ロックやストレートがめちゃめちゃ美味しいというボトルをご紹介できたらと思います。
ではまた別の記事でお会いしましょう!


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